シアン・カーン
シアン・カーンとはマヤ語で、「天空の根源」を意味する。ユカタン半島のカリブ海沿岸に広がる自然保護区で、総面積は5280平方km。熱帯雨林、沼沢地、砂漠地帯、マングローブ林、珊瑚礁など17もの異なった植生域が存在し、5〜10月の雨期には保護区の75%が浸水。
植生域が多様なため動植物の種類は豊富で、陸のジャガーや海のアメリカ・マナティーなど103種の哺乳類や、マングローブやマホガニーなど1200種に及ぶ植物が生息。