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2月になり、ほんの少しだけ涼しかったカリビアンもまた暖かくなってきたようです!来月は春休みもあり、スプリングプレークを迎えるアメリカ人学生がカンクンをはじめ、カリブ海に訪れるのではないでしょうか。あぁ、わたしも行きたいね! |
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未だ解明されないマヤ文明の謎。。。 |
最近、管理人が気になっているカリビアンネタはやっぱりメキシコ・マヤ文明のチチェンイッツァ遺跡についてでしょうか。この前この遺跡についての本を読みました。
メキシコには数多くの遺跡が見つかっており、深い密林を現代でも全て調査することができない為、幾つの遺跡が存在するのかわかっていないそうです。あまりに深くて、人間が簡単に入ることが出来ない場所なんですね。
今見つかっている中で、マヤ文明を代表するチチェンイッツァ。その昔は、この遺跡からは他の文明で見られる争いごとや、身分階級の跡などが何も残されていなかった為、この地方は人々が豊かに暮らすユートピアと思われていたそうです。 |

チチェンイッツァ遺跡
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そこはユートピアではなかった。 |
考古学者がもう新発見はこの遺跡からは発見できないとほぼ調査を終了しようとした時に、ひょんなことから小穴がみつかり、そこから深く続く地下階段への道、多大な翡翠を添えた王の墓場が発見されました。
数多くの事実が新たに発表されましたが、すごいと思ったのはこれです。
チチェンイツァは「イツァの泉の湧くところ」という意味でセノーテとよばれる地下水路が2カ所あり、そのうちのひとつは、「生賛の泉」と呼ばれています。
この地方には、水の枯れぬことを願って多くの人間の生贄が投げ込まれたことが、近年の調査でわかっていて、当時、人間の生贄を用意する専用部隊があったそうで、生贄の心臓を置くチャック・モールという台が残っています。ううぅぅぅぅ、ユートピアとは程遠い話ですね!
マヤの文明では、「死ぬという観念」が尊いものと考えられていたそうで、自ら生贄に志願する人もいたといわれています。
ゲームを行って、勝ったほうが「生贄として死ねる」という行為を行っていた、マヤ人。
王様も占いのために、少女を日の出と同時じセノーテに投げ込み、正午を迎える時に少女が生きていたら、神からのお告げをとどける使者としてみなし、セノーテから引き上げたりしていたそうです。チチェン・イッツァのセノーテからは、女性の白骨が19体、金品などと一緒に発見されています。信じられない・・・おそろしや。 |
 12人の戦士 |

チャック・モール |
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なんでそんなに正確なの? マヤ天文学 |
そしてもうひとつ。カラコルという天文台や秋分の日の奇跡など有名ですが、マヤ民族の宇宙や天文学についての知識と、そこから導き出された正確な暦については、古くから大きな謎とされていますね。
その代表的なものが、地球の公転周期と金星との会合周期で、現代の最先端の観測装置による地球の公転周期365.2422日ですが、マヤの暦では、365.2420日としており、その誤差はわずか 0.0002日しかなかったそうです。驚異ですね!!マヤ人の天文学の知識と天体観測の技術にはただただ驚かされます。
何の為に、どうやって彼らは、これを導き出したのか?マヤの謎は本当に深い・・・そして、遥か昔の古代の神秘に鳥肌が立ってしまう管理人です。この文明については、まだ未解明とされていることが多いようなので、今後も調査が続けられ新事実が明らかになることを願っています。
いつか、この文明について、サイトに新セクションを作って詳しく紹介したいですね!
〜カリビアンまとめ 管理人 2/14/2008〜 |
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