イギリス領ヴァージン諸島
イギリス領ヴァージン諸島は、カリブ海の西インド諸島にあるイギリスの海外領土(自治領)である。ヴァージン諸島の東側半分。西側は、アメリカ領ヴァージン諸島。東には英領アンギラがある。
経済は、西側のアメリカ領ヴァージン諸島と密接不可分の関係にあり、通貨も1959年以来アメリカ合衆国ドルが使用されている。 産業は、国民所得の約半分を観光業に依存しており、農業用地を確保できないため、ラム酒製造や漁業が行われている。
人口の約8割は18世紀にアフリカ大陸から奴隷として連れてこられた黒人の子孫である。混血のムラートや白人も少数いる。
住民の宗教は、1991年の調査によると、プロテスタントが86%(メソジスト33%、英国国教会17%、チャーチ・オブ・ゴッド9%、セブンスデー・アドベンチスト6%、バプティスト4%、エホバの証人2%、その他15%)、ローマ・カトリックが10%。