サバ島
サバ島はカリブ海は小アンティル諸島のリーワード諸島にある島で、オランダ領アンティルに属するオランダ領の島である。シント・マールテン島のすぐ南の方にあり、シント・ユースタティウス島の近くにある島である。火山島で海岸は高さシーナリー山(888m)の険崖をなし、島の周囲のほとんどが断崖絶壁に取り囲まれている。サバ島の居留地であるボトムは標高260m余の火山原にあり岩に刻まれた階段にある。サバ島の名前の由来は、コロンブスが島を発見した当時、日曜日だったため日曜日を意味する「サバト」から因んでいる。
農業は主に自給自足でイモ類などを栽培している。サバ大学医学大学院の学生が支払う授業料が島の重要な収入源になっている。観光産業もサバ島の重要な産業の一つだが、観光客はあまり多くなく、日帰りで訪れる観光客がほとんどなので観光収入は限られる。
2001年、現在のオランダ領アンティルの国勢調査で、人口は104 inh. per km2 の平均的人口密度に、居住者1,349人である。2004年の人口は居住者1,424人であると推定される。 島民はヨーロッパ系の白人が多く、17世紀にジャマイカから来た海賊の子孫だと言われている。宗教はプロテスタントなどのキリスト教で、公用語はオランダ語であるが、英語も通じる。