マルティニーク
マルティニークはカリブ海に浮かぶ西インド諸島のなかのウィンドワード諸島に属する一島。世界に4つあるフランスの海外県の1つ。「世界で最も美しい場所」とコロンブスに呼ばしめ、彼を魅了したマルティニーク島の語源は島に住んでいた、カリブ族の言葉でマディニーナ(Madinina、花の島)、またはマティニーノ(Matinino、女の島)がマルティニークの語源になっている。
山がちな火山島で、島の北部に活火山のぺレ山(1397m)があり、農業は砂糖、ラム酒、バナナが経済の中心で、観光も重要な産業である。
アフリカから奴隷として連れて来られた黒人とクレオール人が多く、フランスの白人や中国人、インド人なども少数だがいる。宗教はカトリック信者が多い。言葉はフランス語とクレオール語を話す。