グアドループ
グアドループはカリブ海に浮かぶ西インド諸島のなかのリーワード諸島の一角をなす島嶼群である。最も大きい島はグアドループ島を結成している、バス・テール島とグランド・テール島で、他に、マリー・ガラント島、ラ・デジラード島、プティ・テール諸島、レ・サント諸島などの島々や、サン・マルタン島とサン・バルテルミー島はグアドループに属していたがそれぞれ分離して独自のフランス海外準県となった。 フランスの海外県。
砂糖とバナナが経済の中心で、観光産業も盛んである。 フランス、欧州連合(EU)からの多大な援助でグアドループの経済は繁栄している。
クレオール人とアフリカ系黒人がほとんどで、あとは少数だが、ヨーロッパ系白人(主にフランス人)やインド人、中国人などがいる。 言葉はフランス語とクレオール語で、宗教はカトリックがほとんどである。 サン・バルテルミー島は、1世紀ほどスウェーデン領となっていたため、現在でもノルマン系白人が多い。